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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第26章 六章 王の秘策


ザドルの笑いにロイドも皆も吊られて大笑いしていた。




「うおぉ、食ったなぁ〜
動き易いようにと思って朝飯減らしたのがまずかった

ケガの治療してる最中腹がなっちまって・・・看護の姉ちゃんに静かに出来ないなら出てけって言われちまってよぉ
ひでぇよなぁ、俺だって一応ケガ人だぜ!?」


「ブハハっ!ナースの気持ちもわかるっ


・・・まぁ、目の傷も大した事なくてよかった・・」

昼食を済ませ主賓席でそんな会話をしながらルイスはザドルの愚痴に大ウケし、怪我を気遣う。


「あぁ、でも大した事なくてほんとよかったよ‥

目をやられた時はマジでヤバイって思ったからな。ジゼルもシドもやられて、リッパーの奴も殺気立ってる、次の対戦では気を抜くなよ‥」

ロイドはザドルに忠告した

「あぁ‥わかってる。
やっと返り咲いた俺の人生だ!
生き甲斐を目の前にしておちおち、くたばってられるかってんだ!」


ザドルの決意を聞いたルイスはロイドに目配せして言った


「お前をここまで奮い立たせてくれたあいつらにも感謝しなきゃな・・・」


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