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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第27章 七章 生き残り合戦!〜初陣〜
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ロイドの微笑する口元につい目が行ってしまう。鍛練所でのちゅ〜事件を思い出したアルは急に意識して咄嗟に俯いた。
そして、そんなアルを見てロイドも一気に赤面する!
ロイドは顔をパタパタと扇ぎながらアルから視線を反らした。
「──!お前らっ、なにいちゃついてんだよ」
「…!?なっ、それは言い掛かりだっ!」
「うるせー!耳まで真っ赤になりやがってよこしまな事考えてんだろっ!?
お前もジジイの俺より若いアルがいいんだなっ!?」
「──…っ…何言ってんだ!?被害妄想もいい加減にしてくれっ!!」
キレるルイスに必死で応対していると二人の会話を真顔で聞いているアルと目があった‥‥
「あの……僕をどうする気?……」
「──……!?…な、お前のせいだろっ!?」
あーもう泣きてぇっ…
「──おっ、そろそろ二戦目が全部終了するぜ」
集中攻撃を受けるロイドを不憫に思い、ザドルは助け舟を出す。
くだらないルイスのやっかみのせいで実は二回戦はとうの昔に終わっていた。
ザドルが次の試合の準備を始めていると係員が試合の結果報告書を手にしてルイスの元へやって来る
ロイドの微笑する口元につい目が行ってしまう。鍛練所でのちゅ〜事件を思い出したアルは急に意識して咄嗟に俯いた。
そして、そんなアルを見てロイドも一気に赤面する!
ロイドは顔をパタパタと扇ぎながらアルから視線を反らした。
「──!お前らっ、なにいちゃついてんだよ」
「…!?なっ、それは言い掛かりだっ!」
「うるせー!耳まで真っ赤になりやがってよこしまな事考えてんだろっ!?
お前もジジイの俺より若いアルがいいんだなっ!?」
「──…っ…何言ってんだ!?被害妄想もいい加減にしてくれっ!!」
キレるルイスに必死で応対していると二人の会話を真顔で聞いているアルと目があった‥‥
「あの……僕をどうする気?……」
「──……!?…な、お前のせいだろっ!?」
あーもう泣きてぇっ…
「──おっ、そろそろ二戦目が全部終了するぜ」
集中攻撃を受けるロイドを不憫に思い、ザドルは助け舟を出す。
くだらないルイスのやっかみのせいで実は二回戦はとうの昔に終わっていた。
ザドルが次の試合の準備を始めていると係員が試合の結果報告書を手にしてルイスの元へやって来る