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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第28章 八章 生き残り合戦!〜ザドル編〜
・
試合開始の笛が鳴る!
アルは宝剣を握る手に意識を向けた
力が漲る―――‥
今ならわかる、この剣はあたしの気持ち、感情に同調する――――
森の主を仕留めた時もそう。
負けられない!
子供達を守らなきゃ!
そう心の底から想った!
そう…愛する子供達を守る。その気持ちだけは誰にも負けない!だから・・・
あたしはこの闘いでも負けない!!!――――
アルは目の前の敵を見据え、瞳孔がキラリと光る
自信に満ち溢れたアルに怖い物はない・・・
対戦相手の男は筋肉隆々の厳つい体をしていたが、アルが怯む事はなかった
会場の観客がアルの引き締まった顔立ち、鮮やかな闘い振りに溜息を零す
攻めに徹したアルは気合いを入れ男に立ち向かう!
「セャァァーーーッ!」
ガシャン!カキーン──!
アルは男の持っていた盾を打ち砕き、剣を空高く弾き上げる!
男は呆気に取られ、異様に痺れる自分の手をただ庇うしかなかった・・・
「はいっ!九戦目‥楽勝っと!」
ルイスは軽口をたたきながらまた赤線を引く
「俺、今度手合わせしてもらおうかな?」
ロイドは半分本気でそう思っていた
試合開始の笛が鳴る!
アルは宝剣を握る手に意識を向けた
力が漲る―――‥
今ならわかる、この剣はあたしの気持ち、感情に同調する――――
森の主を仕留めた時もそう。
負けられない!
子供達を守らなきゃ!
そう心の底から想った!
そう…愛する子供達を守る。その気持ちだけは誰にも負けない!だから・・・
あたしはこの闘いでも負けない!!!――――
アルは目の前の敵を見据え、瞳孔がキラリと光る
自信に満ち溢れたアルに怖い物はない・・・
対戦相手の男は筋肉隆々の厳つい体をしていたが、アルが怯む事はなかった
会場の観客がアルの引き締まった顔立ち、鮮やかな闘い振りに溜息を零す
攻めに徹したアルは気合いを入れ男に立ち向かう!
「セャァァーーーッ!」
ガシャン!カキーン──!
アルは男の持っていた盾を打ち砕き、剣を空高く弾き上げる!
男は呆気に取られ、異様に痺れる自分の手をただ庇うしかなかった・・・
「はいっ!九戦目‥楽勝っと!」
ルイスは軽口をたたきながらまた赤線を引く
「俺、今度手合わせしてもらおうかな?」
ロイドは半分本気でそう思っていた