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第30章 十章 生き残り合戦！〜計算外の勝利〜

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「‥‥‥っ‥あいつ‥

怒ったり笑ったり忙しそうだな？…あ、今度は赤くなりやがった」


「動揺してんだろ？

自分の言っちまった事に」

ころころと変わるアルの表情を眺め、感心するルイスにザドルがアルの心情を悟って弁明した


「ところでルイス――

ロイドは大丈夫そうか？」


「あぁ‥重症だよ。完全にね‥‥‥‥」


ロイドは両手で頭を抱え、自分の足元を見つめながらぶつぶつと呟く・・さっきより症状が悪化していた









… やっぱりダメっ！初めては好きになった人とじゃないと!!


アルはまだ自分の心の中で葛藤していた


… まともに挑めば負けるのは目に見えてる・・

じゃぁ．．．どうする？



…ﾎﾟｸ…ﾎﾟｸ…ﾎﾟｸ…ﾎﾟｸ‥





…………ﾁｰﾝ！あ!!──


「よしっ！」

― タァーーーーーっ



アルは何かを閃くと、あらん限りの気合いを入れレオに斬り掛かった！


レオはそんなアルにお!?と目を輝かせる。

‥ なんだなんだっ!?捨て身で向かってきやがったなっ♪
よしよし、ちょっと遊んでやるかぁ？
一汗かいて一緒に風呂でも入りゃいいし‥ｸﾞﾌｯ…



レオは“いやらし顔”で鼻を膨らまし、これからの期待で胸と股間も膨らました