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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第32章 十二章 楽しいパレード〜S女の企み〜
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含み笑いをしながら一気にまくし立て、ねっ!と言って後ろを振り返ったユリアの目に映ったのは──‥
口元を手で覆い隠し、真っ赤な顔で熱く瞳を潤ますなんとも言えない表情のロイドだった
ロイドは自分を見つめるユリアから目をそらした
どれだけ自分が情けない顔をしてるか自分自身でもはっきりわかるからだ
そんな顔を7才のユリアに見られる訳にはいかない!
ロイドは高まる鼓動を必死で抑えていた──
だが、ユリアの細かい描写説明と鍛練所でのアルの柔らかい唇‥乱れる呼吸でうねる滑らかな白い腹部に形のいい“おへそ”‥
そして、レオに襲われた時の喘ぎ声とそれを堪えるよう噛み締め赤く染まる唇…
快感に歪みほんのりと蒸気した顔色と表情が一気に思い出され、ロイドは自分の中の高まりが抑え切れなかった‥
そして“床屋の店主”事件で同性愛に以上に険悪感を持っていた自分が、男のアルにこんな感情を抱く事が自分自身、一番許すことができなかったのだ
「‥ユ、リア―――
頼むっ‥もうやめてくれ‥‥お願いだから…」
まだ、何か言いた気なユリアにロイドは泣きそうな顔で懇願した
ユリアはそんなロイドの表情にゴクリと小さく息を飲む。
‥素敵‥その表情……っ
S女は美青年の苦悩に歪む表情にさらに興奮していた
含み笑いをしながら一気にまくし立て、ねっ!と言って後ろを振り返ったユリアの目に映ったのは──‥
口元を手で覆い隠し、真っ赤な顔で熱く瞳を潤ますなんとも言えない表情のロイドだった
ロイドは自分を見つめるユリアから目をそらした
どれだけ自分が情けない顔をしてるか自分自身でもはっきりわかるからだ
そんな顔を7才のユリアに見られる訳にはいかない!
ロイドは高まる鼓動を必死で抑えていた──
だが、ユリアの細かい描写説明と鍛練所でのアルの柔らかい唇‥乱れる呼吸でうねる滑らかな白い腹部に形のいい“おへそ”‥
そして、レオに襲われた時の喘ぎ声とそれを堪えるよう噛み締め赤く染まる唇…
快感に歪みほんのりと蒸気した顔色と表情が一気に思い出され、ロイドは自分の中の高まりが抑え切れなかった‥
そして“床屋の店主”事件で同性愛に以上に険悪感を持っていた自分が、男のアルにこんな感情を抱く事が自分自身、一番許すことができなかったのだ
「‥ユ、リア―――
頼むっ‥もうやめてくれ‥‥お願いだから…」
まだ、何か言いた気なユリアにロイドは泣きそうな顔で懇願した
ユリアはそんなロイドの表情にゴクリと小さく息を飲む。
‥素敵‥その表情……っ
S女は美青年の苦悩に歪む表情にさらに興奮していた