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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第33章 十三章 フェスティバルに行こう!〜アレンとデート!?〜
「あぁっ!来ましたね!」
アレンはニッコリ笑って勝者二人を迎えた
…あぁ‥この笑みを近くで見るのも久しぶりだな‥//やっぱりアレンて癒し系だ……
アレンと言葉を交わすのは
“ルバール宿舎誘拐事件”消えた3才児の行方!?
騒動の時、一緒に食事をした以来だった・・・
「いつも通り貸し金庫に預けますか?アルも?‥」
ザドルは賞金をいつも貸し金庫に預けるらしい、たしかにかなりの大金‥留守にする家に置くよりはその方が安全だ
「ああ、全部預けてくれ
お前ぇはどうする?」
「買い物したいから少しもらっとく!残りは預けるよ」
村で通貨を使うことがなかったアルはショッピングというものを一度してみたかった
・・いつの時代でもショッピングが大好き・・
女の性というものだろう
アレンはアルが買い物するのに充分な金額を用意してくれた
「そんなにいるのか?」
「うんいくら掛かるか解らないからこれでいいよ、これからの日用品もほしいし」
徒歩で旅をしていたアル達は必要最低限の生活用品しか持っていなかったのだ。