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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第33章 十三章 フェスティバルに行こう!〜アレンとデート!?〜


「そのくらい、俺が買ってやらぁ! 遠慮するなっ
一緒に住む以上大黒柱は俺だ、ちっとは俺の顔を立てくれや‥」


「‥これからは多分、嫌ってくらい迷惑かけると思うから

でも‥ありがとう、父さん!!」


「――!?ば、馬鹿やろう!!
照れるじゃねぇか!///」

二人のやりとりをアレンは微笑ましそうに眺めて口を開く

「ふふっ‥これから賑やかになりそうですね、スタンレー家は!
アル達は一度荷物を置きに家に帰るのでしょう?」


「うん‥?」


「では、後で迎えに行きます──」


「‥なんで?」


「またまたぁ〜…約束したじゃないですか、一緒に街を見て回るって!まさか忘れてたとはっ‥
いいませんよねぇ?」


語尾は柔らかいが中間で脅しが入っていた


「‥忘れてはいないけどでも忙しそうだからいいよ‥」


「ダメですっ!」


「でも、ほらっみんなバタバタしてるからっ」



「大丈夫です。私の仕事はもうありませんから」


そう爽やかに言うなりアレンは後ろの部下をバッと振り返った!


― はぃ!もうございません!!


声を揃えた部下達はなんだかビクビクしていた


… 脅したな・・・


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