パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第33章 十三章 ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙに行こう！〜ｱﾚﾝとﾃﾞｰﾄ!?〜

･

「うん最高だよっ
ありがとう!!」


窓の外を眺めているアルにザドルが語りかける。


「あそこに木があるだろう―――
左から並んで三本目が樹齢15年だ…」



「１５‥―――!!

じゃあ、その隣の二本は」


「あぁ‥俺と死んだおっ母の歳と同じ樹齢だ。

よしっ！お前達の木も植えような！」



ザドルはそういうと子供達をガバッと抱き込んだ




‥今日からここが…
自分達の家──‥




そうやってみんなで窓から外の景色を眺めていると扉を叩く音がする


「――アレンだっ」


「おっ！もう来ちまったのか？アレンの奴‥」


アルは慌てて壁掛けの鏡を覗いた


…はっ！ボロボロだ


試合を済ませ、そのままパレードに突入‥
アルはホコリを被ったままの姿だった



下の階に下りるとザドルがアレンを家に招き入れている



「あ、アル 準備できましたか？ 早速行きましょうか♪」



アルを迎えに来たアレンはちゃっかりお出かけ仕様の服に着替えてきていた



「あぁっ!アレンお洒落してるっ」



「もちろんっ！年に一度のお祭りですから♪さぁ早く行きましょう！」