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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第35章 十五章 子供達の計画

「あいつら遅ぇなぁ?」


日もだいぶ暮れ、約束の時間になっても帰って来ないティム達をザドルが気にかけた時、玄関のドアが開いた



「ただいまぁ!!」


「おっなんだ、お前ぇら一緒だったのか?」



見ると手に食材をいっぱい抱えたティムとマークが一緒に帰ってきた。その後からエバがふぅふぅ言いながら家に入って来る


「なんだ、エバのとこ遊びに行ってたのか?」


「ルイスに用があって来たらしいよ。でついでにあたしんとこ来たみたいだけど、助かったよ
なんせ荷物が多くて……」




「食材なら家にあるもん使ってよかったのに」



「あれもこれも食べさせたいって思ったらこうなっちまったんだよ!ところでアルは?」



「ああ、呼んでくらぁ」



「あ、いいよあたしが行くさ。渡す物もあるしね!」



その頃、下の階の賑やかな声にも気付かずアルはギンギンになって*デートHow to本* を読みあさっていた



*──ロマンチックな花火の夜..
きっと何かが起こるはず…*



やんっ…何か起こったらどうしようっ



アルは見出しを読んで勝手に興奮していた‥

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