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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第36章 十六章 花火に行こう!〜ああ、波瀾万丈〜
フェスティバルも最終日を迎え最高の熱気と盛り上がりで街中が人で溢れていた
花火を見る観覧客の為に城の敷地も開放され、至る所に人の渦ができ上がっている
アルは準備に余念がなかった・・・
― チャポン...
… フゥー...花火か‥
何、着て行こう?やっぱり動きやすい服がいいよね男の子の格好じゃお洒落しようがないし
湯舟に浸かりながらアルは考えた。バスタブにはオレンジの香りの泡がパチパチとアルの滑らかな肌に吸い付いては弾けて消えていく
アルは泡を白い肌にのせ優しく撫でた...白い胸が湯舟に浮かんでいる..アルは胸にも泡をのせて優しく撫でた‥
『あんた、けっこう胸あるんだね』
エバの言葉を思い出し自分でも眺めてみた...
… そういえば、少し太ったせいか、全体的に女らしい丸みを帯びた身体付きになってきたような…
ダイエットしなきゃ‥それか、筋肉をつけないと女だってバレちゃうっ
食事も睡眠もしっかりとれて生活にゆとりができたせいか、この国にきた時よりだいぶお肉がついていた