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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第36章 十六章 花火に行こう!〜ああ、波瀾万丈〜
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アリスをねぎらい颯爽と立ち去るロイドの背中を見送りながらオーナーが言う
「あの方が二泊も連泊するなんて初めてだ――!
やったなアリスっ
よほどお前を気に入ったらしい!その調子で頑張るんだぞっ」
「はぃっ////」
オーナーの喝入れにアリスは顔を赤らめうつ向いた‥
そして店を出たロイドは一人、賑やかな街を家路へ向かいながら考えていた‥
身体はすっきりしているが気が滅入る‥
ロイドは深い溜息を吐いた
‥これから俺はどうすればいい?
そう、考える事は一つだけ。…認めてしまったアルへの気持ち。
ロイドは結局アルを想いながらアリスを抱いた――
そして、街の賑わいも気にならないほど考え込むロイドの目を捕らえるのはやっぱり‥‥
アル・・だった
ロイドは息を呑んだ――
自分を悩ます元凶がたった今、楽しそうな顔をして人込みに紛れて行く...
―――!‥また・・
アレンと一緒…
回りに子供達がいない?
じゃあなんだ?また二人きりってことか!?―――!
ロイドは人波に呑まれて行くアル達の後を追った
アリスをねぎらい颯爽と立ち去るロイドの背中を見送りながらオーナーが言う
「あの方が二泊も連泊するなんて初めてだ――!
やったなアリスっ
よほどお前を気に入ったらしい!その調子で頑張るんだぞっ」
「はぃっ////」
オーナーの喝入れにアリスは顔を赤らめうつ向いた‥
そして店を出たロイドは一人、賑やかな街を家路へ向かいながら考えていた‥
身体はすっきりしているが気が滅入る‥
ロイドは深い溜息を吐いた
‥これから俺はどうすればいい?
そう、考える事は一つだけ。…認めてしまったアルへの気持ち。
ロイドは結局アルを想いながらアリスを抱いた――
そして、街の賑わいも気にならないほど考え込むロイドの目を捕らえるのはやっぱり‥‥
アル・・だった
ロイドは息を呑んだ――
自分を悩ます元凶がたった今、楽しそうな顔をして人込みに紛れて行く...
―――!‥また・・
アレンと一緒…
回りに子供達がいない?
じゃあなんだ?また二人きりってことか!?―――!
ロイドは人波に呑まれて行くアル達の後を追った