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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第36章 十六章 花火に行こう!〜ああ、波瀾万丈〜
・
アレンを見つめながら可愛く微笑するアルに胸が妬ける思いを抱え人混みを掻き分ける――
近くにいるのに中々追いつけないっ‥人混みに押し返されながらロイドはやっとの思いでアルの腕を掴んだ!
「アルッ!!」
ビクっ──
大きな声で呼ばれ腕を掴まれてアルは驚く
掴まれた腕を辿って見ると、息を切らし力強くアルを見つめるロイドの顔があった――
「ロ‥イド‥?
びっくりした…っ…
どうしたの?一人?隊長さんは?」
立て続けに聞いてくるアルにロイドが聞き返した
「お前達こそどこ行くんだ!?子供達は一緒じゃないのか!?」
「えぇ、花火を見に行くんですよ!
子供さん達はザドルと城の方に招待されてるそうです! 」
アレンが代わりに応えたがロイドはアレンを無視してアルを見つめる
「なんでお前は城に一緒に行かない!?」
あんなに子供中心だったくせに!?―――
「えっ!?だってアレンと約束してたから…」
「約束!?・・・」
約束、約束って・・たしかこの間も言ってなかったか!??
―――っ!…
「どうしたんですか?そんなに恐い顔をして」
アレンを見つめながら可愛く微笑するアルに胸が妬ける思いを抱え人混みを掻き分ける――
近くにいるのに中々追いつけないっ‥人混みに押し返されながらロイドはやっとの思いでアルの腕を掴んだ!
「アルッ!!」
ビクっ──
大きな声で呼ばれ腕を掴まれてアルは驚く
掴まれた腕を辿って見ると、息を切らし力強くアルを見つめるロイドの顔があった――
「ロ‥イド‥?
びっくりした…っ…
どうしたの?一人?隊長さんは?」
立て続けに聞いてくるアルにロイドが聞き返した
「お前達こそどこ行くんだ!?子供達は一緒じゃないのか!?」
「えぇ、花火を見に行くんですよ!
子供さん達はザドルと城の方に招待されてるそうです! 」
アレンが代わりに応えたがロイドはアレンを無視してアルを見つめる
「なんでお前は城に一緒に行かない!?」
あんなに子供中心だったくせに!?―――
「えっ!?だってアレンと約束してたから…」
「約束!?・・・」
約束、約束って・・たしかこの間も言ってなかったか!??
―――っ!…
「どうしたんですか?そんなに恐い顔をして」