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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第42章 二章 ザ・リベンジ


アレンは鋭い目つきで自分を見据えるロイドに戸惑っていた

ロイドは舌を打つ。

…っ…こいつに当たってもしょうがない──そんなことは解ってる!!


ロイドは感情を必死で抑え、馬に乗り手綱を握る手に力を込める


「‥じゃ‥ぁ‥

遅いから俺はもう帰る…っ…」

怒りを押し殺し、低い声で告げると同時に馬を走らせアレンの前から立ち去って行った…

アレンはロイドを見送り冷や汗を拭う。

「早くルイス殿に何とかしてもらわなきゃならないですね‥」

そして独り言でそう呟いていた









◇◇◇


…ふぅ〜、いいお風呂だったな……
仕事始めてからは帰るの遅くてゆっくりできなかったもんな……
ロイドには明日誤ればいいよね?



アルはロイドとの約束をすっぽかした事を思い出した

風呂を上がってから部屋に入り小さなテーブルで一息つく。
ザドルは今日も夜勤、ティム達は最近部屋に込もって何かしている

‥また何か企んでるのかな?


ロイドとの約束は正直果たせなかった理由が出来てよかったとアルは思った


あでもまた送るなんて言われたらどうしよう……

またあんな展開になったらどう対処していいか


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