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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第43章 三章 情炎


「ほんとに!?──
じゃあぜひ、ご一緒します!」


マークはぺこりと頭を下げた



「よし!なら、マークは来週から国直属の医療チームだ!…すごい出世だな」

「ヘヘッ!…///」

ルイスの言葉にマークは照れながら満面の笑みを溢していた

「君の頑張り次第で多くの命が救われるんだ....
遊びじゃない、重大な任務だよ」


ルーカスに言われ、マークは、はぃ!と姿勢を正して返事する



命を救う.....そのためだけに、幼いながら必死で誰も解読出来ない文字を長に習い会得した.....

村では何一つ役に立たなかったこの知識をやっと役立たせることができるんだ!

マークの心は希望で満ち溢れていた・・・・













舞踏会用の衣装の採寸も終わり、

“今日はザドルとゆっくり親子の会話でもしなさい”
そうジェシカ達に言われ、仕事を早めに切り上げさせられたアルは、城を出る途中にあることを思い出した。



… はっ──…っ…そうだ!ロイドに謝りに行くの忘れてた


「ごめんユリア!
ちょっと用事思い出したからエバのところで待っててくれる?
すぐ済むからっ」


ユリアの理解を得るとアルはロイドの所に駆けて行った


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