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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第43章 三章 情炎
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「…なっ…、うるさいっ…//
しつこいぞっ──…しょうがないだろっ今はアルの顔、見たくないんだよ…っ…」
「……なっ!?……っ…」
――‥し、まった…っ…
つい……っ
ロイドは咄嗟に口を塞いだ。
一瞬、ショックを受けたアルの顔がみるまに怒りに満ちていく──
‥レオに襲われて大変だったのにっ──
それでも謝らなきゃっていろいろ考えたのに…っ…
まずった!!と慌てるロイドにアルはトドメを刺した
「…っ…ロイドってわりとガキだよねっ…
アレンの方が年下なのにっぜんっぜん違う!
やっぱりアレンて大人だっ!一緒にいてすごく頼りになる!!!」
「…っ…な、にっ!?──
なんでアレンが今出てくるんだよっ──
関係ないだろっ!!」
‥ちくしょっ──…っ…胸くそ悪いっ!なんでいきなりそんなこと…っ…
胸がうずくっ…
好きな子の口から一番聞きたくない名前を聞かされ、しかも比べられて卑下された……
謝るつもりだったのに言葉が出ない──
息がつまり嫉妬が渦巻く…
… 俺がどれだけ苦しい思いしてるかも知らないくせにっっ!!!
ロイドはそれ以上を口に出せず、ギリッと奥歯を噛み締める。
「フンッ!顔みせなきゃいいんでしょっ!!」
「…なっ…、うるさいっ…//
しつこいぞっ──…しょうがないだろっ今はアルの顔、見たくないんだよ…っ…」
「……なっ!?……っ…」
――‥し、まった…っ…
つい……っ
ロイドは咄嗟に口を塞いだ。
一瞬、ショックを受けたアルの顔がみるまに怒りに満ちていく──
‥レオに襲われて大変だったのにっ──
それでも謝らなきゃっていろいろ考えたのに…っ…
まずった!!と慌てるロイドにアルはトドメを刺した
「…っ…ロイドってわりとガキだよねっ…
アレンの方が年下なのにっぜんっぜん違う!
やっぱりアレンて大人だっ!一緒にいてすごく頼りになる!!!」
「…っ…な、にっ!?──
なんでアレンが今出てくるんだよっ──
関係ないだろっ!!」
‥ちくしょっ──…っ…胸くそ悪いっ!なんでいきなりそんなこと…っ…
胸がうずくっ…
好きな子の口から一番聞きたくない名前を聞かされ、しかも比べられて卑下された……
謝るつもりだったのに言葉が出ない──
息がつまり嫉妬が渦巻く…
… 俺がどれだけ苦しい思いしてるかも知らないくせにっっ!!!
ロイドはそれ以上を口に出せず、ギリッと奥歯を噛み締める。
「フンッ!顔みせなきゃいいんでしょっ!!」