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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第43章 三章 情炎
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「あぁ、そうだな‥
ところで、話しは変わるがレオの奴はなんでまた急に約束破りやがったんだ?」
ザドルは夕食のスープをすすりながらアルに聞いてきた
「‥あたしが女だってのがバレたみたい.....
“俺様が約束したのはオスのバンビだ”って堂々と言われた……
だから約束は破棄だっ!て
体調よくなったらまたくるかも…っ…」
「‥わかった……明日、ヤツの様子でも見に行ってくらぁ・・・」
「‥‥お願いします」
──その頃、
自宅に帰りつき食事を済ませたロイドは部屋のベッドで横になり物思いにふけっていた
‥なんて言って謝ればいいんだ?
『今はアルの顔を見たくないんだよ!』
はっきり言ってバカだ
普通惚れた相手に言う言葉か!?
・・・・謝りに行こう
早いに越したことはない──…時間が経てば経つほど謝りづらくなるだろうし
いっそのこと俺の気持ちもっ…よしっ
ロイドは腹を決めてベッドから起き上がり部屋を後にする
「あら、今から出掛けるの?」
声をかける母親に“ちょっとね”とだけ答えロイドは馬を走らせた
「あぁ、そうだな‥
ところで、話しは変わるがレオの奴はなんでまた急に約束破りやがったんだ?」
ザドルは夕食のスープをすすりながらアルに聞いてきた
「‥あたしが女だってのがバレたみたい.....
“俺様が約束したのはオスのバンビだ”って堂々と言われた……
だから約束は破棄だっ!て
体調よくなったらまたくるかも…っ…」
「‥わかった……明日、ヤツの様子でも見に行ってくらぁ・・・」
「‥‥お願いします」
──その頃、
自宅に帰りつき食事を済ませたロイドは部屋のベッドで横になり物思いにふけっていた
‥なんて言って謝ればいいんだ?
『今はアルの顔を見たくないんだよ!』
はっきり言ってバカだ
普通惚れた相手に言う言葉か!?
・・・・謝りに行こう
早いに越したことはない──…時間が経てば経つほど謝りづらくなるだろうし
いっそのこと俺の気持ちもっ…よしっ
ロイドは腹を決めてベッドから起き上がり部屋を後にする
「あら、今から出掛けるの?」
声をかける母親に“ちょっとね”とだけ答えロイドは馬を走らせた