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第46章 百花繚乱〜満月に咲き乱れる花〜

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… ﾊｧ…

すごい‥最高の肌触りだ…


目を付けて正解だったな…


感度もいいし………


.....腕の傷が目につくが

…ガキの時に怪我でもしたんだろうか？‥‥‥


まぁいい…この姫は全然、男慣れしてない…たぶん初めてのはずだ‥‥‥






王子は姫を自分の方に向かせ射るように見つめた…
そして、黒いマスクの奥から溶けそうなほどに潤んだ瞳で自分を見つめ返す姫に息が止まった…


「──…っ…」


…なん‥だ…その瞳は…




ドキリと胸が跳ねる。
王子は姫を魅了するつもりで、

必殺、たらし込み光線を姫に投げ掛けたはずが…

逆に快楽に溺れ息も絶え絶えに高揚し上気した瞳で自分を見つめる姫に魅了されてしまったのだ



… っヤバいな…


計算外だった…っ




色っぽ過ぎるっ///…




ルイスはこの瞳を見てはダメだとばかりに慌てて瞳を閉じて姫にキスをした


力の抜けた半開きの可愛い唇に、舌を這わし王子はゆっくりと姫の熱い口腔を味わう…
ねっとりと絡むキスに溜め息が溢れた

姫の体を支える手を自由に使いたいが為に、王子は姫の手をとり自分の肩に置く