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第47章 THE・シゴキ

……っ…もぅ…なんでなんでなんでっ…

なんであんなことっ‥//
どうしよぅ…っ



アルはまだｱﾙｺｰﾙの残っている体でﾌﾗﾌﾗとしながら螺旋階段を一気に駆け降りる

そして下まで来ると壁に寄りかかりズルズルとしゃがみ込んだ




体の奥にはまだはっきりと疼きが残っている…
そして、ルイスに愛撫された感覚もはっきりと…



『イッたの初めて？』


ルイスの囁きが耳に残る‥

…アレをイクっていうの!?…っ…///



アルはHOW to本。読者体験談のページを思い出し、真っ赤になった‥




… ///…バレないようにしなきゃ‥‥
異国の姫の正体が絶対にあたしだって、隊長ｻﾝにバレないようにっ…！

じゃなきゃ恥ずかくて、とても顔を合わせられないっ──


いくら酒に酔ってたとはいえ、あんなに感じまくってしまったアルは自分がとてつもなく恥ずかしかった



… もぅ‥帰ろう‥‥


アルは酔いとショックでふらつきながらジュリアの部屋に戻っていった










そして、真夜中の午前四時‥‥‥

初の不敗に納得いかず眠れぬ男が一人いた…


… くそ…っ
逃げられた上に張り手まで喰らっちまった…