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第47章 THE・シゴキ

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…なんとしても気が治まらんっ…


怒りを抑えきれず、ルイスはベッドから起き上がり真っ青な隊服に身をつつんだ…



大きな鏡の前で身なりを整える…



そこに映るは鬼蓄…

精鋭隊長 ﾙｲｽ・ｴﾄﾞﾓﾝﾄだった…




ルイスは厳しい顔つきのまま部屋を出るなりある場所へ向かう
辿りついた場所は城の緊急時に備えて打ち鳴らす
警鐘のある場所だった…



ガンッガンッガンッガンッ──！

「……っ…」


ルイスは勢いに任せて鐘を連続で打ち鳴らす。



そして城の広場を眺めると‥‥‥数分後に隊員達が慌てふためきながら続々と集まってきていた



その場にルイスも足早に向かう…
ルイスが辿りつくと隊員達はキレイに整列をし終えていた…



「なんなんだ!?非常事態か!?」

「いやっわからん…っ…だが、嫌に隊長の顔がおっかねぇ‥っ‥」

「なんかあったのかっ!?
今日は舞踏会に行ってるはずだから朝礼はいつもより遅い筈だ、っつったの誰だよ!?
いつもよりめちゃめちゃ早いじゃねえかっ」

広場で整列しながら隊員達はこそこそと口に探りあう。

ルイスはその姿を厳しい表情で見据えていた。