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第47章 THE・シゴキ

･

「班長──！」


「はいっっ‥」


「整列がすんだなら点呼を始めろっ！」


「はいっ……
点呼、始めっ」



①!‥②!‥③!‥④!‥

⑤!‥⑥!‥⑦!‥⑧!‥

⑨!‥⑩!‥⑪!‥⑬!‥⑭！……


「………!?…ちょっと待て──‥始めから点呼しなおせ…」


ルイスは顔をしかめつつ、もう一度、班長に指示をした…


「は、はいっ…
点呼っ始めっ！」


①!‥②!‥③!‥④!‥

⑤!‥⑥!‥⑦!‥⑧!‥

⑨!‥⑩!‥⑪!‥⑬!‥⑭！…


|||||──…っ…



そして、点呼を繰り返し、異変に気付いた班長並びに隊員達は大いに焦っていた


「⑪番隊員！」

「はい…っ…」

「⑫番隊員はどうした…？お前らは同室のはずだろう？…」


ルイスの目が厳しく光る


「‥‥う‥‥」


「どうした…
この俺に隠し事か…?」


ルイスは⑪番隊員にゆっくりと歩み寄ると無言のまま脂汗をかく隊員の顔を、隊、訓練用懲罰棒でしゃくり上げて威圧する…


「…ｺﾞｸｯ…す…すいません…

自分は⑫番隊員から
“出掛けてくる明朝には帰るから”としか聞いておりませんっ」


ルイスに追求された隊員は生唾を飲み込みながら訴えた…