この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ
・
ジョンをザドルに預け、アルはティム達と連れだって市場に買い物に出た‥
久しぶりに子供達と繋ぐ手は温かくて柔らかい…
その感触は、さっきまでうだうだと悩んでいたアルの心に一時の安らぎを与えてくれていた
「ねぇティム‥」
「ん?なんだ」
「ティムは毎日ロイドのとこに行って何してるの?」
‥ギクッ‥
「な、なにって…
そうだ、乗馬だ!乗馬習ってんだ!
オイラもう、一人で馬に乗って走れるんだぞっ!
今度、ロイ兄ちゃんが大人の馬にも乗せてくれるってさっ」
「へぇ、すごいじゃん。馬かぁ‥いいなぁ…」
‥あたしも馬に乗れたら城までの通勤も楽なのになぁ‥
「アルも今度、教えてもらえばいいじゃん!
オイラからロイ兄ちゃんに話しておくぞ」
アルは苦笑いして言った
「うーん、いいよ…
迷惑かけそうだから」
‥嫌われてるなんて言えない
「マークはどう?薬の研究進んでる?」
アルは、話題を変えようと今度はマークに振った
「うん。あのね、ボクの欲しかった器具を全部仕入れてくれたんだよ!
城には植物もたくさんあるし…今度ね、新しい植物も植えてくれるってさ」
ジョンをザドルに預け、アルはティム達と連れだって市場に買い物に出た‥
久しぶりに子供達と繋ぐ手は温かくて柔らかい…
その感触は、さっきまでうだうだと悩んでいたアルの心に一時の安らぎを与えてくれていた
「ねぇティム‥」
「ん?なんだ」
「ティムは毎日ロイドのとこに行って何してるの?」
‥ギクッ‥
「な、なにって…
そうだ、乗馬だ!乗馬習ってんだ!
オイラもう、一人で馬に乗って走れるんだぞっ!
今度、ロイ兄ちゃんが大人の馬にも乗せてくれるってさっ」
「へぇ、すごいじゃん。馬かぁ‥いいなぁ…」
‥あたしも馬に乗れたら城までの通勤も楽なのになぁ‥
「アルも今度、教えてもらえばいいじゃん!
オイラからロイ兄ちゃんに話しておくぞ」
アルは苦笑いして言った
「うーん、いいよ…
迷惑かけそうだから」
‥嫌われてるなんて言えない
「マークはどう?薬の研究進んでる?」
アルは、話題を変えようと今度はマークに振った
「うん。あのね、ボクの欲しかった器具を全部仕入れてくれたんだよ!
城には植物もたくさんあるし…今度ね、新しい植物も植えてくれるってさ」