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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ
「へぇ!よかったねっ
ルーカスサンは優しそうだもんね」
「うん、それに面白いよ。
ボクが薬作る度に喜んでくれるんだけど、すごいオーバーアクションなんだっ…
もう慣れたけど初めて見たときはビックリしちゃった」
「へぇ‥
やっぱり、人間って完璧な人っていないもんだね」
アル達はそんな会話をしながら大量の食材を買い込んでいく…
‥ふぅ、重い‥っ
ちょっと買い過ぎたかな?でも、みんな良く食べるから買って損はないしまぁ、いっか♪…
でも、重い…
アルがふぅふぅ言いながら家路を急いでいると、背後から黒い影が近寄り突然、荷物を取り上げられてしまった。
「……なっ!?」
後ろを振り向いたアルもティム達もその影の正体に驚愕するっ!
… はっ…やばいっ!!
こんな時に出くわしてしまったっ
三人は恐怖に脅え立ちすくんでいた…
「──…‥
なんで‥お前ぇがココにいるんだ?」
一番風呂から上がったザドルはテーブルに付いていた招かれざる客人を見据えて言う
アルと子供達は黙々と夕食の準備に取り係っていた…