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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ
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「なんでって…この前、あの兄ちゃんが倒れた時もすごかったんだぞ」
「‥倒れたって?…レオが忍び込んで来た日?」
「その次の次くらいの日だけど‥っ‥」
ティムはモゴモゴと口を尖らせながらハンバーグをこねるのを手伝っていた‥
「レオのことでなんでティムが怒られるの?」
「──…っ…わ、わかんないけど“なんでレオが来たことを黙ってた”って
すげーキレてたぞっ!!」
‥たぶん、アルのこと好きだから妬いただけだと思うんだけど
「なにそれ…」
アルは首を傾げた。
‥なんだろう‥
ロイドの行動ってよくわかんない‥‥‥
「たんにレオのことが気に入らないとかじゃないの?
それだったらはっきり言ってティムを怒るのはおかど違いもいいとこじゃん!
勝手過ぎるよっ」
アルは感情の勢いに任せてハンバーグをペッタンペッタン
叩き始める
「そ、そんなことないぞ!
ロイ兄ちゃんはすごくいい兄ちゃんだっ」
批判するアルからティムは一生懸命ロイドをかばっていた
‥そりゃ、いい人なのは解ってるけどさ‥‥
子供達がこれだけなついてるんだから‥‥‥
アルは形を作ったハンバーグをフライパンで焼き始めると少し考え込んでティムに聞いた‥
「なんでって…この前、あの兄ちゃんが倒れた時もすごかったんだぞ」
「‥倒れたって?…レオが忍び込んで来た日?」
「その次の次くらいの日だけど‥っ‥」
ティムはモゴモゴと口を尖らせながらハンバーグをこねるのを手伝っていた‥
「レオのことでなんでティムが怒られるの?」
「──…っ…わ、わかんないけど“なんでレオが来たことを黙ってた”って
すげーキレてたぞっ!!」
‥たぶん、アルのこと好きだから妬いただけだと思うんだけど
「なにそれ…」
アルは首を傾げた。
‥なんだろう‥
ロイドの行動ってよくわかんない‥‥‥
「たんにレオのことが気に入らないとかじゃないの?
それだったらはっきり言ってティムを怒るのはおかど違いもいいとこじゃん!
勝手過ぎるよっ」
アルは感情の勢いに任せてハンバーグをペッタンペッタン
叩き始める
「そ、そんなことないぞ!
ロイ兄ちゃんはすごくいい兄ちゃんだっ」
批判するアルからティムは一生懸命ロイドをかばっていた
‥そりゃ、いい人なのは解ってるけどさ‥‥
子供達がこれだけなついてるんだから‥‥‥
アルは形を作ったハンバーグをフライパンで焼き始めると少し考え込んでティムに聞いた‥