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第47章 THE・シゴキ

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そして、真夜中に民家の屋根を軽々と中腰で移動する獣が一匹…


高まる欲望を抑えつつ、愛しい女の大胆かつ変貌ぶりにヤツは困惑していた


…アルのヤツ‥

いったい、なんで急にあんなに豹変しやがった!?
前回のｳﾌﾞさと全然違うじゃねぇか…っ…///

あれじゃまるで、飢えた女豹だろ!?




突然、咳をきったように自分に馬乗りになり唇を貪るアルにレオは興奮もしたが脅えてもいた



なんだか犯された気分だぜ///




ただ………そう感じながらも大胆なアルも好きだと思った‥


初めてアルから舌を絡め、激しく吸い付いてきた…
あの感触は忘れがたい…




チキショー…っ…
すんげぇ、ヤリてぇー…っ！





野獣は己の股間を抑えしゃがみ込む！





俺様をこんな気持ちにさせやがってっ……



「女豹のバカヤローーっ…」






満月もそろそろ欠け始めた蒸し暑い熱帯夜…

たぎる想いと、今にもほとばしりそうな程にいきり勃つ股間の行き場の無さにレオは月に向かって吠える──




そして、レオはとうぶん眠れぬ夜を過ごすのだった…