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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第47章 THE・シゴキ
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部屋を見渡すと開け放たれた出窓とカーテンが風になびいている…
そして、乱れきったベッドシーツの上で座り込む放心状態のアル…
──…っ…あの野郎‥‥
ヤケに大人しく帰りやがったと思ったら‥最初からこのつもりだったってことか!?
「大丈夫かっお前ぇ!??」
ザドルは再度確認をとりながら放心状態のアルを覗き込む
アルはやっと我に返り狼狽えた
「あ、ザドル!?な、どうしたのっ…」
唾液まみれの口を慌てて拭うアルにザドルは言った
「どうしたの?って、お前ぇ‥‥今、ここにレオが居ただろ‥?」
‥ベッドは乱れちゃいるがコイツの服も乱れてねぇしマーキングの跡もねぇな‥‥間に合ったってことか?
ザドルはアルの状態を確認してホッとしながら口を開く
「お前ぇ‥窓に鍵は掛けてなかったのか?」
「―――‥
‥掛けてたよ‥‥
簡単に開けられちゃったけど…」
「…っ……わかった
他に策を考えておく‥」
ザドルはそれだけ言って部屋を出ていった‥
部屋を見渡すと開け放たれた出窓とカーテンが風になびいている…
そして、乱れきったベッドシーツの上で座り込む放心状態のアル…
──…っ…あの野郎‥‥
ヤケに大人しく帰りやがったと思ったら‥最初からこのつもりだったってことか!?
「大丈夫かっお前ぇ!??」
ザドルは再度確認をとりながら放心状態のアルを覗き込む
アルはやっと我に返り狼狽えた
「あ、ザドル!?な、どうしたのっ…」
唾液まみれの口を慌てて拭うアルにザドルは言った
「どうしたの?って、お前ぇ‥‥今、ここにレオが居ただろ‥?」
‥ベッドは乱れちゃいるがコイツの服も乱れてねぇしマーキングの跡もねぇな‥‥間に合ったってことか?
ザドルはアルの状態を確認してホッとしながら口を開く
「お前ぇ‥窓に鍵は掛けてなかったのか?」
「―――‥
‥掛けてたよ‥‥
簡単に開けられちゃったけど…」
「…っ……わかった
他に策を考えておく‥」
ザドルはそれだけ言って部屋を出ていった‥