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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第5章 鉄拳の母
・
◇◇◇
―コンコンッ―
「ああ、開いてるよ」
―ガチャ―
「失礼致します、ルイス殿‥名簿が出来上がりましたのでお持ちしました…」
「あぁ、悪いねアレン‥」
ルイスはアレンに参加者の名簿を急ぎで頼んでいた。
受け取った書類の一番上にある、申し込み者の名前に視線を落とすとペンで印しが付けてある‥
「‥‥ディアノル・J・バートン‥?」
「ルイス殿が‘丁重に’と釘を指された少年です」
「あぁ!‥しかし、大層な名前だな?」
「ややこしいから‘アル’でいいと本人が言っておりました…なかなか感じのよい少年でしたよ」
「そうか‥‥‥ん?…やっぱり奴らも受付に来たようだな………」
少年の書類の次に赤ペンで印し付けされた紙が何枚か続く‥
「はい、書類にサインしてる時もニタニタと、薄気味悪い笑みを浮かべていましたよ… 一応、要注意人物と毎年のバトル組 観光組を振り分けて起きました。
馴染みの顔ぶれが多かったからその辺は楽でしたけど…… ざっと数えて350人前後でしょう‥が‘彼ら’が出場するとわかった時点で、棄権する者も増えるでしょうからその点を視野にいれてエントリー表を作られては?」
◇◇◇
―コンコンッ―
「ああ、開いてるよ」
―ガチャ―
「失礼致します、ルイス殿‥名簿が出来上がりましたのでお持ちしました…」
「あぁ、悪いねアレン‥」
ルイスはアレンに参加者の名簿を急ぎで頼んでいた。
受け取った書類の一番上にある、申し込み者の名前に視線を落とすとペンで印しが付けてある‥
「‥‥ディアノル・J・バートン‥?」
「ルイス殿が‘丁重に’と釘を指された少年です」
「あぁ!‥しかし、大層な名前だな?」
「ややこしいから‘アル’でいいと本人が言っておりました…なかなか感じのよい少年でしたよ」
「そうか‥‥‥ん?…やっぱり奴らも受付に来たようだな………」
少年の書類の次に赤ペンで印し付けされた紙が何枚か続く‥
「はい、書類にサインしてる時もニタニタと、薄気味悪い笑みを浮かべていましたよ… 一応、要注意人物と毎年のバトル組 観光組を振り分けて起きました。
馴染みの顔ぶれが多かったからその辺は楽でしたけど…… ざっと数えて350人前後でしょう‥が‘彼ら’が出場するとわかった時点で、棄権する者も増えるでしょうからその点を視野にいれてエントリー表を作られては?」