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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第48章 溢れる想い
・
アルは一瞬、二人きりで公園に行くことに不安を憶えた
「や、やっぱり‥
家の中で話そうか!?」
ロイドは静かに首を横に振る
「…っ…やっぱり‥
外の方が話しやすいよね」
アルは諦めて、ロイドと二人で公園に向かう‥
‥まぁ、仕方ないか‥
どのみち子供達の前でする話しでもないし‥
ツタの絡まった屋根付きのベンチにアル達は腰掛け、備え付けの小さな木のテーブルに持っていたトレイを置いて、お茶を入れる…
そして、パイを乗せた皿とお茶をロイドに渡した‥
「エバの手作りジャムで作ってるから味は大丈夫だと思うんだけど、パイ生地が上手く出来たか自信なくて///」
謙遜するアルをロイドはやっぱり見つめたままだった‥
ロイドは受け取ったパイをしばしの間眺め、食べはじめる‥
‥旨い‥///
パイを口にしても何も言わないロイドにアルは不安気に尋ねた
「‥ま、まずい?」
「‥いゃ‥‥
すごく旨いよ‥//」
「ホントに?…
よかったぁ…
あ、足りなかったらあたしのも食べて!ねっ!!」
安心したように笑いかけてくるアルを見てロイドの胸がまた強く疼いた…
アルは一瞬、二人きりで公園に行くことに不安を憶えた
「や、やっぱり‥
家の中で話そうか!?」
ロイドは静かに首を横に振る
「…っ…やっぱり‥
外の方が話しやすいよね」
アルは諦めて、ロイドと二人で公園に向かう‥
‥まぁ、仕方ないか‥
どのみち子供達の前でする話しでもないし‥
ツタの絡まった屋根付きのベンチにアル達は腰掛け、備え付けの小さな木のテーブルに持っていたトレイを置いて、お茶を入れる…
そして、パイを乗せた皿とお茶をロイドに渡した‥
「エバの手作りジャムで作ってるから味は大丈夫だと思うんだけど、パイ生地が上手く出来たか自信なくて///」
謙遜するアルをロイドはやっぱり見つめたままだった‥
ロイドは受け取ったパイをしばしの間眺め、食べはじめる‥
‥旨い‥///
パイを口にしても何も言わないロイドにアルは不安気に尋ねた
「‥ま、まずい?」
「‥いゃ‥‥
すごく旨いよ‥//」
「ホントに?…
よかったぁ…
あ、足りなかったらあたしのも食べて!ねっ!!」
安心したように笑いかけてくるアルを見てロイドの胸がまた強く疼いた…