この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第49章 溢れる想い〜激情〜
・
アルの答えにロイドは堪らずため息を吐く
そして、アルを抱きしめ切ない声を搾りだすように懇願した
「アルッ‥‥
大事にするから‥‥
‥絶対に‥っ‥
だから抱かせて‥
夢でも代わりの女でもない──…本物のアルを抱きたいっ‥」
「……っ…」
ロイドは疼く胸の痛みを堪え、アルの答えを待つ‥
「ぅ‥///‥っ‥あの…」
「なに……」
口を開きかけたアルをロイドは切なげに見つめる‥
抱きたい気持ちを抑えているせいか、時折アルの腰に回したロイドの腕にギュッと力が込められる…
「あ、あのっ…だってここ公園だしっ…だからっあの…っ…//」
‥もうっ…なんて言ったらいいのっ!?
気持ちは嬉しいけどっいきなり抱かせて、なんてっ…
焦りまくるアルの腕をロイドは突然掴み歩き出した!
「えっ?──…
な、ちょっ‥と!?」
「近くに宿があるから…」
「はっ!?──…」
ロイドは慌てるアルに一言だけ言うと、公園の中を突き進み、家とは反対方向へと向かって行く──
そして、二人が立ち去った公園にはポツンと寂しくトレイに乗ったポット達が置いてけぼりを食らっていた……。
アルの答えにロイドは堪らずため息を吐く
そして、アルを抱きしめ切ない声を搾りだすように懇願した
「アルッ‥‥
大事にするから‥‥
‥絶対に‥っ‥
だから抱かせて‥
夢でも代わりの女でもない──…本物のアルを抱きたいっ‥」
「……っ…」
ロイドは疼く胸の痛みを堪え、アルの答えを待つ‥
「ぅ‥///‥っ‥あの…」
「なに……」
口を開きかけたアルをロイドは切なげに見つめる‥
抱きたい気持ちを抑えているせいか、時折アルの腰に回したロイドの腕にギュッと力が込められる…
「あ、あのっ…だってここ公園だしっ…だからっあの…っ…//」
‥もうっ…なんて言ったらいいのっ!?
気持ちは嬉しいけどっいきなり抱かせて、なんてっ…
焦りまくるアルの腕をロイドは突然掴み歩き出した!
「えっ?──…
な、ちょっ‥と!?」
「近くに宿があるから…」
「はっ!?──…」
ロイドは慌てるアルに一言だけ言うと、公園の中を突き進み、家とは反対方向へと向かって行く──
そして、二人が立ち去った公園にはポツンと寂しくトレイに乗ったポット達が置いてけぼりを食らっていた……。