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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第49章 溢れる想い〜激情〜
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「ちょっ、と‥何!?‥嘘でしょ?宿行ってどーすんの?!」
どーするも、こーするも…ヤルこたぁひとつ‥
ロイドはアルの問いかけに無言のまま、公園を出るとすぐ側のレンガ造りの建物に向かう。
扉を開くとロイドは立ち止まることなく、カウンターに居た宿の店主らしき男に言った。
「ビリー!!部屋を借りるぞっ!!」
「これはロイ坊っちゃんっ、奥の部屋が空いております」
店主は勢いよく入って来たロイドに驚きながらも、素早く反応して空き部屋を告げた。
… え、なに?
ロイ坊っちゃん?
ロイドの知り合いの宿!?‥
て、んなこと考えてる場合じゃないっ──
そう焦るアルはロイドに引っ張られ、辿り着いた部屋のベッドに勢いよく放られた。
マットにダイビングしたアルの上にロイドはなりふり構わず覆い被さってくる。
「ちょっとロイドっ、待って…っ…」
慌てふためくアルの言葉は今や猛獣と化したロイドの耳には入らない…
ロイドはベッドの上でアルをめいいっぱい抱きしめた
「待ってほんとにっ…ロイドっ…!!やだぁっ―」
「ちょっ、と‥何!?‥嘘でしょ?宿行ってどーすんの?!」
どーするも、こーするも…ヤルこたぁひとつ‥
ロイドはアルの問いかけに無言のまま、公園を出るとすぐ側のレンガ造りの建物に向かう。
扉を開くとロイドは立ち止まることなく、カウンターに居た宿の店主らしき男に言った。
「ビリー!!部屋を借りるぞっ!!」
「これはロイ坊っちゃんっ、奥の部屋が空いております」
店主は勢いよく入って来たロイドに驚きながらも、素早く反応して空き部屋を告げた。
… え、なに?
ロイ坊っちゃん?
ロイドの知り合いの宿!?‥
て、んなこと考えてる場合じゃないっ──
そう焦るアルはロイドに引っ張られ、辿り着いた部屋のベッドに勢いよく放られた。
マットにダイビングしたアルの上にロイドはなりふり構わず覆い被さってくる。
「ちょっとロイドっ、待って…っ…」
慌てふためくアルの言葉は今や猛獣と化したロイドの耳には入らない…
ロイドはベッドの上でアルをめいいっぱい抱きしめた
「待ってほんとにっ…ロイドっ…!!やだぁっ―」