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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第49章 溢れる想い〜激情〜

「‥//‥ロイド‥‥
わかったから、放して…」


「‥‥‥」


ロイドはアルに言われ、無言で腕をほどく。
そして解放されたアルは目線をロイドと合わせないまま言った


「ロイド…
お願いがあるの‥‥‥

今日のことは忘れてほしい──‥///お願い!!」


アルは恥ずかしくてしょうがなかった‥


だってロイドったらお風呂に入ってもいないのにあんなとこ舐めるんだもんっ…///
信じられない…っ…

『皆、普通にやってる!』

絶対うそっ
あんなことっ…///



アルはやっぱりウブな15歳だった


ルイスにイカされただけでもショックなのにロイドにまで……

しかも激しく感じまくってしまった……


アルは乱れに乱れまくった自分に一番ショックを受けていた。



そして、“今日のことは忘れて”そう口にしたアルにロイドは胸が痛む‥‥


忘れられる訳がないし忘れたくはない!!


最後までいってはいなくても、それでもロイドにとっては感動ものなのに、それを忘れて。なんて言われれば切なすぎる‥


‥アルは俺に抱かれたことがそんなに嫌だったのか?…


そう思っても仕方がなかった‥‥‥


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