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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第50章 忘却の女神


「ぁ…ロイドっ…///

言うッ…言うカラッ……あッん」


「じゃ…言って‥」


ロイドは甘く歯を立て唇を押し当てると舌を這わす‥その動作をアルの首筋全部にくまなく降り注いだ


「ぁッ ぁ‥ぅ‥イイ‥///‥

‥キモチ‥イッ‥‥ぁぅッ

ロイドっ‥モゥ‥ぁッ!オネガイ!ヤメテ‥」




「ッ…アル‥‥」



ロイドはアルの首筋から顔をあげ、切なく潤むアルの瞳を覗き込む‥
激しくなりそうな声を堪え小声で必死に拒絶するアルがたまらなく愛しい


「アル‥‥‥
やっぱりお前は綺麗だ…


その顔を俺以外の奴らに見せたら絶対に許さない‥」


ロイドのその言葉は愛しい人を束縛する命令であり‥


そして、優しく切ない懇願でもあった…



「‥‥愛してる‥‥」


うつ向くアルの赤く熱を持つ頬に、ロイドは柔らかく口づけ優しく抱きしめる。

そしてアルを解き放つと‥‥




「‥‥‥おやすみ‥‥‥」




その一言をアルの後ろ姿に優しい声音で囁いた──

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