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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第51章 不吉な予兆


「静粛に!!」


周りのざわつきを抑えるように王が言葉を放ち男に、続きを促す。

男は無言で頷くと再び口を開いた‥

「‥何度、原因を探しても解明できず我らの小さな国では、もはや‥手に追えぬ何かが起こっているのではないかと‥‥
実は‥昨年にも北の方角の村で同じような事が‥‥‥

元々が雪に閉ざされた小さな村でした‥‥‥この時は誰も見ていたものが居(お)らず‥‥

ただ、、、遠くから空を見ていた者が居りまして‥‥‥巨大な黒い雲が‥北の方角に移動していった‥‥‥との情報が後から耳に入り‥‥‥


もう、これは我が国だけの問題ではないのではと‥

我が国で審議会を何度も開いた結果、今日この場をお借りしてヵ国の方々とお話をと‥‥‥」


男は話し終わると静かに席に腰を下ろした‥


そして、言葉もないまま皆が考え込む‥‥‥




‥黒い雲‥‥‥

‥まさか…



諜報員の言葉を聞いたルイスは隣にいた我が国の知恵の宝庫‥クラディウス老師と目を合わせた‥‥‥



ルイスと目を合わせた老師も鋭い目つきで頷き、一点を見つめるとしばしの間、その瞳を閉じて何かを考え込む‥‥


そして、重い腰をあげた‥


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