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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第51章 不吉な予兆
・
ティムの言葉にロイドは目を見開き振り返る
「兄ちゃん手を動かせょ‥」
「//」
ティムに指摘されロイドは藁の束をほぐしながら聞き返した
「今のどういう意味だ?」
「この間、レオの兄ちゃんが来たとき言ったんだ‥
アルを嫁にするって‥」
――!
‥そーいえば、
ティムに食事に誘われた時に返事を渋る俺に言ってたな‥‥‥
『昨日レオの兄ちゃんがきたぞ!』
「今、結婚式の準備してるから終わったら迎えにくるっつったらしいぞ
拐(さら)ってでも連れて行くってさ‥‥‥」
「拐って!?‥」
‥アイツならやりかねない
「ザドルは!?」
「兄ちゃん‥仕事しながら話そうょ」
ロイドはいつの間にかティムの側にきて肩を掴んでいた
「仕事なら後でできる!!」
‥兄ちゃん、自己チューなんだな初めて知ったぞ‥
真剣な眼差しで問いかけるロイドにティムはその夜の出来事を語った
「父ちゃんにも嫁に貰うって言ってたぞ、夜は大人しく玄関から帰ったけどその後に窓から鍵外して入って来たんだって
いま、父ちゃんが窓に柵をつけるか考えてるぞ」
「‥っ‥アイツッ!」
ティムの言葉にロイドは目を見開き振り返る
「兄ちゃん手を動かせょ‥」
「//」
ティムに指摘されロイドは藁の束をほぐしながら聞き返した
「今のどういう意味だ?」
「この間、レオの兄ちゃんが来たとき言ったんだ‥
アルを嫁にするって‥」
――!
‥そーいえば、
ティムに食事に誘われた時に返事を渋る俺に言ってたな‥‥‥
『昨日レオの兄ちゃんがきたぞ!』
「今、結婚式の準備してるから終わったら迎えにくるっつったらしいぞ
拐(さら)ってでも連れて行くってさ‥‥‥」
「拐って!?‥」
‥アイツならやりかねない
「ザドルは!?」
「兄ちゃん‥仕事しながら話そうょ」
ロイドはいつの間にかティムの側にきて肩を掴んでいた
「仕事なら後でできる!!」
‥兄ちゃん、自己チューなんだな初めて知ったぞ‥
真剣な眼差しで問いかけるロイドにティムはその夜の出来事を語った
「父ちゃんにも嫁に貰うって言ってたぞ、夜は大人しく玄関から帰ったけどその後に窓から鍵外して入って来たんだって
いま、父ちゃんが窓に柵をつけるか考えてるぞ」
「‥っ‥アイツッ!」