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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第51章 不吉な予兆
・
「‥‥」
「‥‥‥はあー…
まさか、お前を取り調べすることになるなんてな」
「//‥すいません」
アルは向かい側の椅子に腰掛け長い足を組む精鋭部隊隊長にただひたすらに謝っていた‥
「で‥何をしてくれたんだコイツは?」
アルを連行してきた隊員にルイスは聞いた
ルイスは隊員から報告書を受け取り目を通す‥
「‥‥‥フーン鉄柱をねぇ…
何で鉄柱なんかを切り刻んだ?」
長い足を組み直しアルを見つめ尋問する
「あの‥ちょっと見せしめにと思いまして‥‥‥」
「見せしめ?
何の見せしめかは知らんが、お前が斬ったのは国の管理物だ‥‥‥お前は一応、城の警備員のはず‥‥」
「ハィ」
ルイスの言葉にアルは小さく返事した
「そして、‥‥‥お前を雇ったのもこの俺だ──
俺の顔を潰す気か?」
「そんなことは一切‥」
「……ふう…
調書によると‥‥
高笑いしながら楽しそうに鉄柱を刻んでいた、と書かれているが‥‥‥」
「それは‥」
‥確かにちょっと楽しかったかも
「‥‥」
「‥‥‥はあー…
まさか、お前を取り調べすることになるなんてな」
「//‥すいません」
アルは向かい側の椅子に腰掛け長い足を組む精鋭部隊隊長にただひたすらに謝っていた‥
「で‥何をしてくれたんだコイツは?」
アルを連行してきた隊員にルイスは聞いた
ルイスは隊員から報告書を受け取り目を通す‥
「‥‥‥フーン鉄柱をねぇ…
何で鉄柱なんかを切り刻んだ?」
長い足を組み直しアルを見つめ尋問する
「あの‥ちょっと見せしめにと思いまして‥‥‥」
「見せしめ?
何の見せしめかは知らんが、お前が斬ったのは国の管理物だ‥‥‥お前は一応、城の警備員のはず‥‥」
「ハィ」
ルイスの言葉にアルは小さく返事した
「そして、‥‥‥お前を雇ったのもこの俺だ──
俺の顔を潰す気か?」
「そんなことは一切‥」
「……ふう…
調書によると‥‥
高笑いしながら楽しそうに鉄柱を刻んでいた、と書かれているが‥‥‥」
「それは‥」
‥確かにちょっと楽しかったかも