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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第52章 豪族!東尋坊
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「ああ、ザドルがさ‥
夜勤で居ない日は俺がここにっ‥‥‥て‥‥アル!?」
ロイドは言いかけたまま目を見開きいきなりアルの腕を掴んだ
「――!ッ痛っ、ロイド!?」
力が入り過ぎたのか一瞬顔をしかめるアルの顔をロイドは真剣な眼差しで見つめた
「この傷はどうした!?」
「傷?
‥‥あ、ちょっとかすっちゃって、ハハ‥」
「かすった!?……」
笑って誤魔化すアルをロイドは見据えながら言う
「アル‥
嘘をつくな‥‥‥
どうみてもコレは擦り傷じゃない!!
袖の切れ方も腕の斬り口もどうみても刃物でやられてる!!」
「‥」
「何があった!?」
「‥別になにも‥」
「嘘をつくな!」
ロイドの剣幕にびびるアルに助け舟が入った
「ローイ‥
もぅ、その辺にしとけよ」
「ルイス?なんでお前が」
開け放たれたドアに寄りかかる様にして腕を組みロイドをたしなめる‥
「ちょっとな‥今日は午後からアルと一仕事してきたんだよ‥‥」
「一仕事って‥」
「まぁ、話しは飯食いながらでもいいだろ?
早く行こうぜ‥‥な!」
「ああ、ザドルがさ‥
夜勤で居ない日は俺がここにっ‥‥‥て‥‥アル!?」
ロイドは言いかけたまま目を見開きいきなりアルの腕を掴んだ
「――!ッ痛っ、ロイド!?」
力が入り過ぎたのか一瞬顔をしかめるアルの顔をロイドは真剣な眼差しで見つめた
「この傷はどうした!?」
「傷?
‥‥あ、ちょっとかすっちゃって、ハハ‥」
「かすった!?……」
笑って誤魔化すアルをロイドは見据えながら言う
「アル‥
嘘をつくな‥‥‥
どうみてもコレは擦り傷じゃない!!
袖の切れ方も腕の斬り口もどうみても刃物でやられてる!!」
「‥」
「何があった!?」
「‥別になにも‥」
「嘘をつくな!」
ロイドの剣幕にびびるアルに助け舟が入った
「ローイ‥
もぅ、その辺にしとけよ」
「ルイス?なんでお前が」
開け放たれたドアに寄りかかる様にして腕を組みロイドをたしなめる‥
「ちょっとな‥今日は午後からアルと一仕事してきたんだよ‥‥」
「一仕事って‥」
「まぁ、話しは飯食いながらでもいいだろ?
早く行こうぜ‥‥な!」