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第52章 豪族！東尋坊

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ルイスは言いながら、さも二人が激しく抱き合いｷｽしたかのような、真似をしてみせる。



「そ、…っ…んなドギツイのは
してない!!…//」



「でも、したことに代わりはないだろ？」


「ぅ‥ぁ‥それは‥//‥」



ムキになって怒ったアルだったが反対にルイスに切り返されて口ごもってしまった


「ほんとにしたのか‥？」


‥ロイドまで‥‥///



狼狽えながら赤くなるアルを見て、ロイドは何となく小さなｼｮｯｸを受けている


「まぁ、彼女が出来たくらいで浮かれちゃ居れんだろがな‥」



「どう言う意味だ!?」


ロイドが素早く反応した。

「命狙われてる‥」


「誰に!?」


「違うよっ！別に命狙われてるって訳じゃ」


ルイスの言葉に表情を変えたロイドをアルはなだめるように遮ったが、ルイスは尚更余計な事を喋りだす


スープを取り上げられた仕返しをどうやら今、ロイドにしているようだった


「狙われてるのと同じようなもんだろ？

東尋坊の親方に勝負挑まれちまってる‥‥‥
剣での勝負事だ‥‥死なないとは限らねぇだろ？

しかも、その親方ってのが‥‥‥」


ルイスはロイドに耳打ちした。