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第53章 幻想夢

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レオは掟には厳しい‥

だからこそ、あれだけの荒くれ者達を束ねてこれた‥

そのレオも、愛する人の淫らな姿には理性と本能の間で揺れ動く


して欲しそうなツラしやがるから思わず拐ってきちまったが‥‥



レオは脂汗をかき始めていた‥



前戯だけで満足させてやりゃぁいいって思ったわいいが‥っ‥‥













俺様が満足できねぇじゃねぇかっ…!!


ちくしょ


どうすりゃいい!??








レオは思い悩みながらも堪えきれず、アルの熱い中に指を潜り込ませた──





しゃぁｯ

なんじゃこりゃあぁっ…
堪んねぇ…っ…///‥


めちゃめちゃ気持ち良さそぅじゃねぇかっ…


なんてこったぁ──




グビッと口に溢れた唾液を飲み込み、野獣は指を入れただけで興奮しまくっていた



「あぁｯ‥‥‥」

ゴツゴツとした男らしい指にアルは泣き声を漏らす‥


「アル‥///‥」



アルの切ない声と指の動きにつられて波打つ白い腹部にレオは生唾を飲んでいた



‥ハァ‥やっぱ堪んねぇ



ヤッちまうか‥―――


いゃやっぱﾀﾞﾒだ‥‥ｸｿ!



「アァ‥レオ‥‥」


‥アル‥っ‥//‥