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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第54章 町外れの時計屋さん
・
「これは中々、お目にかかれない代物ですね‥‥‥
修理のしがいがありますよ!」
時計人間はルイスから受け取った時計を眺めながら言った
‥見る目はあるようだな
時計人間の言葉にルイスは少々気分を良くしたようだ
そして、少しお待ち下さい! と奥の部屋へ行きかけて時計人間は急に立ち止まる!
「‥‥なんだ?
どうかしたのか?」
奇妙な格好で固まったまま、時計人間はルイスに助けを求めた──
「す、すいません‥
その壁のドアノブを回してもらえませんかね‥‥‥」
「‥?壁」
ルイスは言われるまま室内を見回すと、何のヘンテツもない白い壁にドアノブがチョコンとついている‥‥
‥なんでこんなとこにドアノブが!!?
「早くお願いします!!」
「あ、あぁ…っ…」
時計人間に急かされてルイスは戸惑いながらドアノブを回した
ジジジ‥とネジを回すような感触がルイスの手の平に伝わる…
「コレでいいのか?」
ルイスがノブを回しながら問いかけ振り向くと――
「──…っ…!!??」
時計人間の首があり得ない方向に曲がっている‥
「これは中々、お目にかかれない代物ですね‥‥‥
修理のしがいがありますよ!」
時計人間はルイスから受け取った時計を眺めながら言った
‥見る目はあるようだな
時計人間の言葉にルイスは少々気分を良くしたようだ
そして、少しお待ち下さい! と奥の部屋へ行きかけて時計人間は急に立ち止まる!
「‥‥なんだ?
どうかしたのか?」
奇妙な格好で固まったまま、時計人間はルイスに助けを求めた──
「す、すいません‥
その壁のドアノブを回してもらえませんかね‥‥‥」
「‥?壁」
ルイスは言われるまま室内を見回すと、何のヘンテツもない白い壁にドアノブがチョコンとついている‥‥
‥なんでこんなとこにドアノブが!!?
「早くお願いします!!」
「あ、あぁ…っ…」
時計人間に急かされてルイスは戸惑いながらドアノブを回した
ジジジ‥とネジを回すような感触がルイスの手の平に伝わる…
「コレでいいのか?」
ルイスがノブを回しながら問いかけ振り向くと――
「──…っ…!!??」
時計人間の首があり得ない方向に曲がっている‥