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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第55章 誕生会
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「ロイドも‥
エバも‥‥
ほんとに‥
ありがとう―――」
二人に微笑みながら言うアルに子供達はさっそくプレゼントを差し出していた‥
「――コレを?!
ありがとう!!」
皆まるで、自分達が貰ったかのようにアルがプレゼントを開けるのを今か今かとキラキラした目で見つめている。
「ぅわぁ‥‥
すごくきれいっ
――コレ、高かったんじゃ‥」
アルはティムから受け取った金細工の腕輪を眺めた―――
繊細な模様が型抜かれていて腕にはめるとアルの白い肌が浮き彫られそして、大きな傷は見事に隠されている‥
「すごい!軽いしサイズも丁度いい!!
ありがとう、ティム!!」
早速着けてみたアルに、ティムは照れ臭そうにヘヘ!と鼻っ柱を擦っている‥
‥ティム‥
やっぱりあたしのこの傷‥気にしてたんだね‥‥‥
ごめんねティム‥
そして、ありがとう…
アルは自分に付けた腕輪を眺めティムに微笑みもう一度礼を言った
そして、ユリアは手作りのビーズのブレスレットを‥マークは手作りのローズの香水をアルに渡す‥
男の振りをしなくてはならないアルに、少しでも女性らしさを纏っていて欲しい‥そんな気持ちが込められている品だった‥
「ロイドも‥
エバも‥‥
ほんとに‥
ありがとう―――」
二人に微笑みながら言うアルに子供達はさっそくプレゼントを差し出していた‥
「――コレを?!
ありがとう!!」
皆まるで、自分達が貰ったかのようにアルがプレゼントを開けるのを今か今かとキラキラした目で見つめている。
「ぅわぁ‥‥
すごくきれいっ
――コレ、高かったんじゃ‥」
アルはティムから受け取った金細工の腕輪を眺めた―――
繊細な模様が型抜かれていて腕にはめるとアルの白い肌が浮き彫られそして、大きな傷は見事に隠されている‥
「すごい!軽いしサイズも丁度いい!!
ありがとう、ティム!!」
早速着けてみたアルに、ティムは照れ臭そうにヘヘ!と鼻っ柱を擦っている‥
‥ティム‥
やっぱりあたしのこの傷‥気にしてたんだね‥‥‥
ごめんねティム‥
そして、ありがとう…
アルは自分に付けた腕輪を眺めティムに微笑みもう一度礼を言った
そして、ユリアは手作りのビーズのブレスレットを‥マークは手作りのローズの香水をアルに渡す‥
男の振りをしなくてはならないアルに、少しでも女性らしさを纏っていて欲しい‥そんな気持ちが込められている品だった‥