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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第55章 誕生会
・
「アル――
外を見てみろ―――!」
ザドルはそう言って庭の方の出窓を全開する‥‥
「あっ!──…ザドルっ…
ありがとう‥お父さん!!」
「‥///…っ
なんでぇ、いきなりお父さんなんてッ」
満面の笑みでお父さん呼ばわりするアルにザドルはしきりに照れていた。
ザドルからのプレゼントは庭に植えられたレバントの樹木‥アルと同じ年輪のまだまだこれからの樹木だった‥
「見た目はただの木だがよ、成長したら何とも言えない可憐な白い花を咲かせるんだ‥
樹木自体もすごくいい香りがしてな、俺ぁ何度となくこの木から元気を貰った経験があってな‥‥
お前に丁度いいって思ってたんだ」
「レバントの樹は魔除けとかにも使われてるんだよ!
香りを嗅ぐと勇気や元気が湧いてくるんだって!!」
ザドルに続いて、植物教授のマークが説明した
アルはその話しを聞いて、窓から身を乗り出し樹木の香りを思いっきり吸い込むように嗅いでみる‥
オリエンタルな甘い香りに胸が躍る‥‥‥
確かに元気が湧いてくる‥そんな香り‥‥
月の光りを浴びた樹木は、風になびきながら尚更に香りを漂わせていた‥
「アル――
外を見てみろ―――!」
ザドルはそう言って庭の方の出窓を全開する‥‥
「あっ!──…ザドルっ…
ありがとう‥お父さん!!」
「‥///…っ
なんでぇ、いきなりお父さんなんてッ」
満面の笑みでお父さん呼ばわりするアルにザドルはしきりに照れていた。
ザドルからのプレゼントは庭に植えられたレバントの樹木‥アルと同じ年輪のまだまだこれからの樹木だった‥
「見た目はただの木だがよ、成長したら何とも言えない可憐な白い花を咲かせるんだ‥
樹木自体もすごくいい香りがしてな、俺ぁ何度となくこの木から元気を貰った経験があってな‥‥
お前に丁度いいって思ってたんだ」
「レバントの樹は魔除けとかにも使われてるんだよ!
香りを嗅ぐと勇気や元気が湧いてくるんだって!!」
ザドルに続いて、植物教授のマークが説明した
アルはその話しを聞いて、窓から身を乗り出し樹木の香りを思いっきり吸い込むように嗅いでみる‥
オリエンタルな甘い香りに胸が躍る‥‥‥
確かに元気が湧いてくる‥そんな香り‥‥
月の光りを浴びた樹木は、風になびきながら尚更に香りを漂わせていた‥