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遠恋カレンダー
第3章 3月:ホワイトデー
「ほのかっ」
私の名前を呼びながら私を抱きしめて腰をふる。
「んっんっ」
2人の吐息と、ぐちゃぐちゃと秘部が重なるいやらしい音が
静かな部屋にこだまして汗臭い。
1ミリも隙間がないように抱きしめあって
お互いの汗と唾液と体液が混ざり合う。
お互いがお互いの快楽のために存在する。
貴方しかいらない―――
そんなことさえ錯覚してしまう瞬間だった。
「ほのか」
漂う意識の中でもう一度呼ばれたその名前に
意識よりも心が反応した。
すき―――
そう思えるあなたが愛おしい。
私たちは同時にお互いにお互いを捧げた。
2人でごろんとベッドで寝転んで荒い息を整える。
「気持ち、良かった・・・」
「私も」
何かゴソゴソ動いているなと思ったら小川くんの手で
私の手を見つけ出してギュッとにぎった。
「ほのかさん、好きだよ」
「私も。好き」
もう1度ぎゅっと私の手を握ると言いにくそうに言葉を切り出した。
「ほのかさん、話があるんだ―――」
3月の花:桃
花言葉:あなたのとりこ
私の名前を呼びながら私を抱きしめて腰をふる。
「んっんっ」
2人の吐息と、ぐちゃぐちゃと秘部が重なるいやらしい音が
静かな部屋にこだまして汗臭い。
1ミリも隙間がないように抱きしめあって
お互いの汗と唾液と体液が混ざり合う。
お互いがお互いの快楽のために存在する。
貴方しかいらない―――
そんなことさえ錯覚してしまう瞬間だった。
「ほのか」
漂う意識の中でもう一度呼ばれたその名前に
意識よりも心が反応した。
すき―――
そう思えるあなたが愛おしい。
私たちは同時にお互いにお互いを捧げた。
2人でごろんとベッドで寝転んで荒い息を整える。
「気持ち、良かった・・・」
「私も」
何かゴソゴソ動いているなと思ったら小川くんの手で
私の手を見つけ出してギュッとにぎった。
「ほのかさん、好きだよ」
「私も。好き」
もう1度ぎゅっと私の手を握ると言いにくそうに言葉を切り出した。
「ほのかさん、話があるんだ―――」
3月の花:桃
花言葉:あなたのとりこ