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遠恋カレンダー
第6章 6月:想像
「んっっんっ!」
一か所に強く反応した私に
「すごっ。色っぽ・・・」
息をほんの少し荒くした小川くんが
「好きだよ」
そうつぶやいた。
「ほのか。愛してるよ」
はっきりと聞こえた声に反応して指が私の中をかき回した。
「はぁ・・・ぁ」
息を荒くして、身体を弓なりに反れば
「ほのか。感じてるほのかを見せて」
パソコンから流れる声と見つめられるその視線が自分の指に乗り移ったように感じた。
「愛してるよ」
「んっんっっ・・・ぁぁ」
グチュグチュと音がするそれはきっとパソコンのマイクが拾っているはず。
そして
「いやらしい音が聞こえる」
嬉しそうに言うその言葉に反応して身体全体が濡れた。
「ん~っ・・・あぁぁぁぁ」
ゆっくりと意識が正常になって
呆けた視線でパソコンの中の小川くんを見れば
嬉しそうに満足そうに優しく笑っていた。
「凄い、エロかった」
急に恥ずかしくなった私は
「もう、寝る!」
真っ赤になった顔でそう言うと
小川くんはくすくす笑って
「明日からの1週間も頑張って」
そう言って私がパソコンを落とすのをじっと待った。
「お休みなさい」
「おやすみ」
「小川くん・・・大好き」
こんな姿を見せちゃう程・・・好き。
「俺は愛してるよ」
そう笑って、「もう寝て」と私を気遣った。
距離よりも時差が2人を引き離すけど。
気持ちは近くなった。
大好き。小川くん。
6月の花:サギソウ
花言葉:夢想
一か所に強く反応した私に
「すごっ。色っぽ・・・」
息をほんの少し荒くした小川くんが
「好きだよ」
そうつぶやいた。
「ほのか。愛してるよ」
はっきりと聞こえた声に反応して指が私の中をかき回した。
「はぁ・・・ぁ」
息を荒くして、身体を弓なりに反れば
「ほのか。感じてるほのかを見せて」
パソコンから流れる声と見つめられるその視線が自分の指に乗り移ったように感じた。
「愛してるよ」
「んっんっっ・・・ぁぁ」
グチュグチュと音がするそれはきっとパソコンのマイクが拾っているはず。
そして
「いやらしい音が聞こえる」
嬉しそうに言うその言葉に反応して身体全体が濡れた。
「ん~っ・・・あぁぁぁぁ」
ゆっくりと意識が正常になって
呆けた視線でパソコンの中の小川くんを見れば
嬉しそうに満足そうに優しく笑っていた。
「凄い、エロかった」
急に恥ずかしくなった私は
「もう、寝る!」
真っ赤になった顔でそう言うと
小川くんはくすくす笑って
「明日からの1週間も頑張って」
そう言って私がパソコンを落とすのをじっと待った。
「お休みなさい」
「おやすみ」
「小川くん・・・大好き」
こんな姿を見せちゃう程・・・好き。
「俺は愛してるよ」
そう笑って、「もう寝て」と私を気遣った。
距離よりも時差が2人を引き離すけど。
気持ちは近くなった。
大好き。小川くん。
6月の花:サギソウ
花言葉:夢想