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遠恋カレンダー
第7章 7月:予期せぬこと

「行こうぜ!」
誰よりも乗り気の青木は、私と葵にそのバンドがいかに凄いかをこんこんと説明をし
1番前の席を予約したから!と張り切っていた。
そのまま電車には乗らず、関内方面に歩くとお店ばかりが入っている雑居ビルについた。
10階にエレベーターで行き、1つしかないドアを開けると
すでにバンドのチューニングが始まっていた。
お互いに音を合わせる響きの中で、秋田さんと青木が慣れたように食べ物を注文する。
それぞれの飲みモノを手早く注文し終えたところで
1曲目が始まった。
1番前の席は、思った以上の大音量で
同じ席の4人でさえ、お互いに顔を近づけないと話し声は聞こえない程で
1曲目はその迫力にビックリして終わった。
「す、凄いね」
私と葵はビールを飲むのも忘れて驚いていたので
曲が終わって一息付いたら急にのどが乾いて急いでビールを喉に流し込む。
「次!始まるぞ!」
青木のその声に、私たち2人はもう一口ビールを飲んで顔を見合せて笑った。
誰よりも乗り気の青木は、私と葵にそのバンドがいかに凄いかをこんこんと説明をし
1番前の席を予約したから!と張り切っていた。
そのまま電車には乗らず、関内方面に歩くとお店ばかりが入っている雑居ビルについた。
10階にエレベーターで行き、1つしかないドアを開けると
すでにバンドのチューニングが始まっていた。
お互いに音を合わせる響きの中で、秋田さんと青木が慣れたように食べ物を注文する。
それぞれの飲みモノを手早く注文し終えたところで
1曲目が始まった。
1番前の席は、思った以上の大音量で
同じ席の4人でさえ、お互いに顔を近づけないと話し声は聞こえない程で
1曲目はその迫力にビックリして終わった。
「す、凄いね」
私と葵はビールを飲むのも忘れて驚いていたので
曲が終わって一息付いたら急にのどが乾いて急いでビールを喉に流し込む。
「次!始まるぞ!」
青木のその声に、私たち2人はもう一口ビールを飲んで顔を見合せて笑った。

