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遠恋カレンダー
第9章 9月:ドイツ
かわいらしいデザインの瓶ビールを飲んで軽く酔う。
小川君が買ってきてくれたテイクアウトの料理をつまみながら
ドイツの話を聞いた。
2時間ぐらい話をして再び大きなあくびをする。
「寝な。明日と明後日は休みを取ったから案内するよ」
そう言って私の髪をなでる。
「うん。ありがとう」
小川君を見てほっとしたからか睡魔に襲われる。
「明日ね」
「ごめん。俺はもう少しだけ仕事しちゃう」
「うん」
きっと明日と明後日、休むために仕事を持ち帰っているんだろう。
ありがとう。
大好き。
やっぱり直接顔を見て、抱きしめられてそう思う。
来てよかった。
私はそう思いながら小川君の布団の中にもぐりこんだ。
小川君のにおいに包まれて、小川君が今朝まで寝ていた布団に包まって
私はスっと安心して眠る。
大好き。
そう思う気持ちは自然とわいてくる気持ちで
起こそうと思っても起きない。
私は秋田さんを好きになりそうな気持を
奥の奥に閉じ込める。
不安と一緒に鍵をかけた。
なくなってしまえばいいのに。
そんなことを心の隅で思っていた・・・
小川君が買ってきてくれたテイクアウトの料理をつまみながら
ドイツの話を聞いた。
2時間ぐらい話をして再び大きなあくびをする。
「寝な。明日と明後日は休みを取ったから案内するよ」
そう言って私の髪をなでる。
「うん。ありがとう」
小川君を見てほっとしたからか睡魔に襲われる。
「明日ね」
「ごめん。俺はもう少しだけ仕事しちゃう」
「うん」
きっと明日と明後日、休むために仕事を持ち帰っているんだろう。
ありがとう。
大好き。
やっぱり直接顔を見て、抱きしめられてそう思う。
来てよかった。
私はそう思いながら小川君の布団の中にもぐりこんだ。
小川君のにおいに包まれて、小川君が今朝まで寝ていた布団に包まって
私はスっと安心して眠る。
大好き。
そう思う気持ちは自然とわいてくる気持ちで
起こそうと思っても起きない。
私は秋田さんを好きになりそうな気持を
奥の奥に閉じ込める。
不安と一緒に鍵をかけた。
なくなってしまえばいいのに。
そんなことを心の隅で思っていた・・・