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義妹(いもうと) 舞ちゃん
第7章 ビジネス始めちゃうかも。
『リュウ!グズグズしないの!ほら、さっさと保育園のご準備しなさい!』
『分かってるよぁ…。でもママぁ…どうして、ウンチはちゃんと朝にしなくちゃダメなの?』
『………………………………………。』
『だってさぁ。リュウはまだ、ウンチしたくなくても、ママは毎朝毎朝…「ウンチしなさい!」って言うじゃん。』
『………………………………………。』
『だから、リュウは朝、保育園のご準備が遅れちゃうんだよぉ…。』
『………。リュウ君。言いたいことはそれだけかな? ったく!アンタって子は、いつもそうやって言い訳ばかりっ! 朝、ウンチすることは習慣で大切なこと! それと保育園のご準備を前の晩にするのも当たり前のことでしょっ!!』
いつものマイコとリュウのやりとりである。
そんな
恒例の平和な親子げんかののち
リュウは保育園へ
今までなら
マイコはオッケーストアへ…
となるのだが
今日から
マイコが出勤すべき先はなくなっていた。
『しばらくは貯えを切り崩そうかな…。あと節約しかないか… ハァ…。 こんな田舎町ですぐには正規採用の仕事なんてないわよね。』
マイコは
そう呟いて
何気泣く
テレビのスイッチをつけてみた。
『分かってるよぁ…。でもママぁ…どうして、ウンチはちゃんと朝にしなくちゃダメなの?』
『………………………………………。』
『だってさぁ。リュウはまだ、ウンチしたくなくても、ママは毎朝毎朝…「ウンチしなさい!」って言うじゃん。』
『………………………………………。』
『だから、リュウは朝、保育園のご準備が遅れちゃうんだよぉ…。』
『………。リュウ君。言いたいことはそれだけかな? ったく!アンタって子は、いつもそうやって言い訳ばかりっ! 朝、ウンチすることは習慣で大切なこと! それと保育園のご準備を前の晩にするのも当たり前のことでしょっ!!』
いつものマイコとリュウのやりとりである。
そんな
恒例の平和な親子げんかののち
リュウは保育園へ
今までなら
マイコはオッケーストアへ…
となるのだが
今日から
マイコが出勤すべき先はなくなっていた。
『しばらくは貯えを切り崩そうかな…。あと節約しかないか… ハァ…。 こんな田舎町ですぐには正規採用の仕事なんてないわよね。』
マイコは
そう呟いて
何気泣く
テレビのスイッチをつけてみた。