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第9章 少し縮まる気持ち

クッションをバコバコ殴りながらソファーでアイコスを吸い・・・。


落ち着け私・・・落ち着け私・・・。


良し分かった！！！


お風呂から宮君が出て来て・・・。


私の事をちょっとでも変な目で見たらそれはもう・・・危険信号よ！！！



うん、わかった！！！


よし、わかった！！！



宮君がお風呂から出て来てその顔を見て判断をしましょう。



少しでも様子が変だったら、



そうね、用事が見つかったから実家に行きますとでも言ってマンションを出ましょう。


それで会社近くのホテルにでも行けばいい。





気まずい雰囲気のまま一緒に寝るなんて出来ない。


あ、そっか！！私はソファーで寝ればいいか。


でもそんな事宮君が納得するわけない。


私がソファーで寝ると言えば、俺がソファーで寝るって言うだろうし。


やっぱ・・・。



様子が変だったら今日はホテルに行こう。



それが穏便に済ませる一番の方法よ。