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第10章 ヤキモチ♡

別に妬いてるとかじゃない。



胸が痛いだけ。



オフィスに戻ってデスクに行き・・・直ぐに座って・・・。


はぁぁぁ・・・。


ッてため息。


あんな若い子がさ・・・好きな人は私・・・だなんてさ・・・。


そんなのやっぱり変だもん。


同世代にあんなに可愛くて綺麗で・・・宮君を見てる人が居るんだし？？？？


それを押しのけて、私なんかを選ぶはずない。





最近私～・・・ちょっと調子に乗ってました！！！！はいっ！！！！



デスクの上で拳をギュッと握り・・・・。



私はこの先・・・440万というローンを返済していかないといけないのよ！！！ローンの審査だって通るか分からないんだから！！！！！



茂木香菜ッ・・・いや、もう直ぐ時田香菜！！！！に戻るッ！！！



ふんばれ～ッ・・・強くなれッ！！！！



頑張れ私ッ！！！！



・・・・・・・・。




ッて言い聞かせていても・・・・。


・・・・・。


振り返るけど・・・。



まだ宮君は・・・。



戻らない・・・・。