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第11章 実感

でもね・・・。


宮君はそれでも笑って・・・・。


「久々皆に会えたしッ！！！！(笑)」


会えたし？？？？


って～ッ・・・・。


もうこんな自分イヤ～ッ！！！！


若くて可愛くって・・・スタイルが良い星野さんになに・・・・。


対抗意識持ってるような感情抱いてるのッ？？？？


対抗ッ？？？？


イヤイヤイヤ！！！対抗できない！！！惨敗ッ・・・対・・・・なんて漢字使えない位全く別世界の人よ！！！！！




って・・・・。



でもね・・・。



あの、謎の私の・・・もやもやした気持ちは日に日に膨らんでいて・・・・。


宮君と一緒にオフィスを出て受付前を通る時は・・・。


つい・・・。


見ちゃうの。



宮君が・・・星野さんの方を見ないか。



でも宮君は見向きもしない。



もしかしたら私に見られたら面倒って思ってるのかも！！！



って・・・。



でもね・・・。



宮君が・・・・。



その後も・・・。


星野さんと話す姿は・・・見なかった・・・・。




そんな風に監視をしているかのように宮君を目で追っちゃう自分が・・・・凄くイヤ。



鈴ちゃんが言う様に・・・あり得ない話なのに・・・・。



分かってるのに！！！！