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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第15章 初恋
俺が香菜と直接接触したのは~・・・・。
確かに以前話をした、俺が会社に入社する前。
香菜が接客をしてくれて、俺はノックアウトされた。
でも本当に最初に香菜を見て憧れ心を抱いたのは~・・・・。
俺がまだ・・・・。
17歳の時で・・・・。
高校に行かず、大阪で彫師の修行としてある有名彫師の柳田師匠の元で暮らしていた時期。
当たり前だけど最初から人を彫れる訳はなく・・・俺は中学卒業して2年程師匠の下で勉強。
でも柳田さんは略・・・暴力団関係の人間を相手に彫っていたから、センスが良いと言われた俺はもう既に17でチンピラクラスの若いやくざ者の彫をやらしてもらっていたんだ。
給料は出来高制。
柳田さんは自宅に俺を住ませてくれながら日々俺に技術を教えてくれていた。
17にしては良い金を貰っていたと思う。
でもその職業は暴力団への刺青彫り師、社会的には俺は無職の居候・・・税金を払わずそのまま・・・金を手渡しで受け取っていた。