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第16章 Christmasの訪問者

井上side



女は真っ青な顔をして・・・・俺を見てくる。


まぁ、不倫をした結果・・・全て自分に返ってくると身をもって感じてくれよ？？？(笑)


「まぁ・・・奥様も直ぐにこの条件を飲み向こうの慰謝料が発生しない方向に持って行った方が～・・・身のためだと思いますよ？？？？」


・・・・・・(笑)


一枚の契約書を出し・・・・。


「ここにサインを頂ければ、相田さんの元奥様の方にお話を持って行く事はしませんし・・・・家のローン、600万円と・・・慰謝料500万・・・それで示談という形で～・・・」



・・・・・・。


無言かよ。



「で、・・・離婚ですが、今ご主人様の管理職へ昇格するのに離婚というと評価が下がるようなので・・・春まで待っていただきたいとの事・・・・(笑)それを全て飲んでいただけたら・・・ここにサインを・・・・。」



説明をし顔を上げると・・・・。



女は唇をプルプル震わせ・・・・俺をジッと見つめた。



・・・・・・。



俺は椅子を少し前に出し・・・。



40には見えない幼い顔をした女の膝に手を置き・・・・。



まぁ・・・。



３２．３・・・ッて言っても全く違和感はないか・・・・。



「金がないなら・・・良い仕事紹介しましょう(笑)・・・一回銀行辺りに借りて、足りない分はうちの事務所が提携している金融会社に聞いてみますよ・・・全て・・・・一括ですからね・・・・(笑)」